捻挫の後遺症

 この話をしますと皆さん驚かれるんですが、実は「捻挫」には後遺症が付きものです。一般的な足首の捻挫にも意外と多くの方が苦しめられている現実があります。今日は年斬後遺症について書かせて頂きます。

 実は昨日、この足首の捻挫の後遺症の患者さんが来院されました。まだ小学生ですがサッカーをやっている男の子で、お母さんの話ですと「捻挫をして3か月以上になるのに痛みが引かないんです。」との事。最初は整形外科に掛かっていたのですが、これ以上やる事は無くなったとの事で、私どもの院に来てくれたとの事でした。

 基本的にしっかりと固定を行えば「捻挫」は3~4日で良くなるものと思います。しかしこのように3か月以上経過しても一向に痛みが引かない場合、これは既に捻挫ではなく「後遺症」に移行していると思っていただいて結構です。
 「捻挫」は各靭帯の急性炎症と言う事になりますが、「後遺症」に移行した場合は、基本的に「骨膜炎」と言う慢性症状のものとなります。当然施術方法も全く異なるものとなります。

 私どもの院ではこのような「捻挫の後遺症」で来院される患者さんは年間でも結構いらっしゃいます。長い事「捻挫」が治らないとか、いつまで経っても どうも痛みが引かないなどの症状が見られる方は一度私どもに見せていただきたいと思います。悩んでいる方は多いものです。