先月の終わり頃から「野球肘」の患者さんが多くなって来ています。春先はどうしても多く
なるものですが、今年は今までになく多く、少しばかり驚いています。
「野球肘」は数ある「スポーツ障害」の中でも治すための技術が格段に高い、つまりかなり
治しにくい症例となっています。そんな「野球肘」も始まりは筋肉の痛みいわゆる「筋肉痛」から
始まります。この極初期の段階で手を打っていれば「野球肘」は意外と簡単に治せます。特別に
専門家や特殊な機器を持っている院でしか治療が出来ないと言う事はありません。どこの院でも
何回かの施術で良くなるものと思います。
問題はこの段階で施術を受けなかった場合で、慢性のものに移行してしまった「野球肘」は
また別物で簡単には治らない状態となります。
慢性となってしまった「野球肘」は簡単には治りません。こうなってしまった「野球肘」を
治す事の出来る先生はかなり絞られます。整形外科や接骨院整骨院をうたっていても何処でも
治せるといった代物ではないのです。
私どもの院にも年間かなりの数の「野球肘」の患者さんがあちこちから回ってきます。
多くの場合は誰かの紹介で来院されますが、多くの場合治ります。
PS 申し訳ありませんが100%治せる訳ではありません。御免なさい!