「腸脛靭帯炎」について

 「腸脛靭帯炎」別名「ランナーズニー」「ランナー膝」等とも言われ、特に長距離走者には非常に高い確率で発症します。「腸脛靭帯炎」で検索しますと、治し方も様々な方法が表記されますが、これもまた治す事が非常に難しい症例の一つとなります。

 絶対治らない! とは言いませんが、かなり治し難い症例である事に間違いはありません。病院によっては、「腸脛靭帯炎は治りません。このままこの症例とうまく付き合っていくしかありません。」と言われることも多く、走る事が好きな方(生き甲斐の方)はそんな事を言われ涙する方もいらっしゃいます。

 では、本当に「腸脛靭帯炎」は治らないのでしょうか? 答えはそんな事は無く「治ります。」です。感覚的には「野球肘」や「テニス肘」のように「スポーツ障害」の一つですから、しっかりとした知識と豊富な経験そして、ここが非常に重要なんですが、適切な機器がどうしても必要です。どれか一つ欠けても良くなりません、ですからこれらの症例は治す事が非常に困難なんです。

 「ランナー膝」とも言われるこの「腸脛靭帯炎」ですが、最近は40代50代で特に何もスポーツをやっていない人たちが発症するケースが多く見られるようになりました。これは運動をしている人はオーバーユース(使い過ぎ)で「腸脛靭帯炎」になりますが、中年になり足腰の筋肉が衰えてきた方々が自分の体重に負けて発症する場合が多くなりました。この方々は日常で走る事はありませんが、歩くだけでもなかなかに痛いようで困っている方も少なくありません。

 「腸脛靭帯炎」でお困りでしたら、私どもの所へおいで下さい。5~6回程度で良くなると思います。