「メンテナンス」に来院される方増えました

 今日も暖かく春らしい一日でしたが、明日の夕刻からは暫くの期間天気は良くないようです。桜の咲くこの時期は花曇りとの言葉がありますように余り天気は良くないものですが、満開になる前から雨の洗礼を受けなければならない宇都宮の桜は気の毒です。(PS 宇都宮市民もですが…。)

 最近は、コロナも落ち着き(まだまだ心配ではありますが…。)学生スポーツも今まで通りに行われるようになった事は心から喜びたいと思います。ただ、コロナ禍中で中学や高校での部活動と言うものが、かなり変わってしまったのは事実のようです。特に通常の練習におきましては一般的な学校での部活動は今までの部活と言うより、精々「嗜み」と言ったレベルのものとなってしまった感が強いですね。中学校の部活動は冬季は5時で終了ですし、夏季もあまり変わらないものと聞いています。土日もどちらかは休まなくてはいけない為、練習量はかなり少なくなっています。それに比べて、中学の枠を超えたクラブチームではコロナ前と同じレベルの練習を皆さん行っています。

 全てとは言えませんが、中学で部活として「野球」を行うお子さんは基本的に高校では「野球」をしないお子さんが多いかな?高校野球を目指すお子さんはシニアやボーイズなどの「クラブチーム」を選択される場合が多いようです。そんなせいか最近私どもの院に来院される「野球」や「サッカー」のお子さんは「クラブチーム」のお子さんが殆どですね。

 その中でも、特筆すべきは「クラブチーム」のお子さんで、痛くなくても来てくれる方が増えて来ている印象があります。所謂 メンテナンスと言いますか「予防」ですね。このようなお子さんが増えますとスポーツ障害で苦労(辛い思いを)する人も減る事でしょう。

 この様な動きは明らかに「コロナ禍」後の事です。意識の高い皆さんがこの様な行動を起こしているものと思われます。各種競技では種目ごとに痛んでしまう部位はある程度決まって来ます。先手を打てば困る事もないでしょう。「先機制」(気勢を制す この様な動きは明らかに「コロナ禍」後の事です。意識の高い皆さんがこの様な行動を起こしているものと思われます。各種競技では種目ごとに痛んでしまう部位はある程度決まって来ます。先手を打てば困る事もないでしょう。「先機制」(機先を制す)と言うと少し変かも知れませんが、先回りする(先手を打つ)と言う事はスポーツの世界では必要な事ではないのでしょうか。