慢性疾患は「健康保険」では難しい

最近 コロナ前のように私どもの中山接骨院には新規の患者さんが来院されるようになりました。私どもの所に来てくれる患者さん方は 誰か知人の紹介で来院される方が殆どです。そして、多くの方は何年も何十年も前から痛みと闘っていて、いい病院があると聞けばそちらに行ってみたりとかなり病院を変遷している方が多いものです。

 「○○さんがここが良いからと言われましたのでやって来ました。」と言った感じで患者さんはお出でになる事が多いかな? と言いますか、殆どの方がそんな感じでお見えになります。

 これだけは言っておかなければならないことですが、健康保険を使った診療を行う場合、基本的には何処に行っても治療内容や施術方法は変わりません。先生によって診断(見立て)が異なる事も多いものですが、実際 治療や施術は驚くほど代り映えしないものです。でも、それが保険と言うもので日本国内何処に行っても同一の施術が受けられると言う点では素晴らしいものですが、かなり腕の立つ先生でも同一の施術しか出来ないと言う点では実に惜しい制度でもあります。

 一般的には「世界に誇る」と言われている日本の健康保険制度ですが、基本的には「ほどほどの治療を国民にまんべんなく。」と言う事が創設以来の方針です。ですが、現在では更に進んだものを望むように大多数の国民がなっております。特に歯科などではその方針が顕著ですよね。私ども中山接骨院でも、外傷による捻挫や肉離れなどには勿論健康保険が適用になりますが、「坐骨神経痛」や「ヘルニア」「変形性膝関節症」などには「自由診療」にて対応しています。そうする事により保険で使えなかった機器が使えたり、手技が使えたりとより良きものを求めればどうしても健康保険の枠を逸脱してしまいます。私の院ではこの健康保険の枠を逸脱した分野の施術を得意としています。なん寝wンも治らなかった症例が私どもの院で治って行くのはそのためです。