皆様は体が痛いと整形外科等で診て貰う事となると思いますが、基本的にそれはレントゲンやMRIによる映像による診断になると思います。つまり、映像に何ら問題が無ければ異常なし、つまり悪い所は無いと言った診断となる訳です。でも、実際は痛い所がある訳だし、問題が無いとは言い難いと思うんですが、現在のところ医師による診断は映像による部分が殆どとなりますので、納得出来ない方も多いと思いますが、そこではそういう診断となります。
映像に問題が無くとも、痛みがある場合は本当に多いもので整形外科等で診て貰っても「全く問題ありません。」と言われた患者さんは私どものような所に来る訳です。レントゲンやMRIのようなもので診断して貰って大きな病気は無い事が分かっていれば、私どものような所で細かい所を集中して診て行くと言う事は非常に賢明で有効な掛かり方と言えると思います。
このような場合は、局所に小さな炎症を抱えている場合が多いので、それをいかに見つけるかが勝負(?)のカギとなります。人により場所や深さも異なりますが、根気よく探せば必ず見つかります。探してみないと「患部」が何処にあるかは分かりません、人によっては何日か経ってから分かる方もいらっしゃいます。また、全く異なった所に原因がある場合も珍しくなく、時折かなり苦戦させられる場合もありますね^^。
でも、見つけてしまえばこちらが圧倒的に有利になりますので、見つけるまでが先ずは最初の勝負となります。これは探さないと絶対に見つかりません。少なくとも探す努力をしない先生では分からないものと思われます。