「腸骨骨膜炎」という腰痛

 明日は🌀台風がこの辺に最接近するそうですが、今のところなかなか良いお天気です。昨日同様洗濯物もよく乾き仕事をしていても気持ちが良いものです。一年の中でもこれだけ快適な陽気はなかなか無いものと思われます。

 私にとっては非常に動き易い一日でしたので、仕事も捗りました。今日は「腰痛」の中でもかなり手強い「腸骨骨膜炎」の患者さんが来院されました。一般的には余りお聞きにならない症例と思いますが、近年この症状で来意される患者さんは少なくありません。主に夕刻に来院される野球系の患者さんの中にも多いですね。つまり、年齢に関係なく良くある症例になっていると言っていいものと思われます。

 一般的に、両手で骨盤を支えた時、骨の殆どは左右の腸骨です。そして、この腸骨の一番上の部分の強い痛みを「腸骨骨膜炎」と呼びます。この「腸骨骨膜炎」は、「腰痛」の一種ではありますが、マッサージでは絶対に良くなりません。「腰痛」には「筋肉性」のものだけでなく「骨的」なものや「靭帯性」の物など多種多様な症状があり「腰痛」と言った感じで一括りに出来るようなものでは本来はありません。今回ブログに書いている「腸骨骨膜炎」は「骨的」な症例の一つですので、マッサージで治す事は出来ない(不可能な)ことなんです。

 「腸骨骨膜炎」を治すには「骨膜炎」を治さなければなりません。これは一般論としてかなりの難関です。一般的なクリニックや普通の接骨院では治らなくとも仕方のない所があります。それは「骨膜炎」自体が症例としてあまり認知されていない事が一番なのかも知れませんが、治し方も独特で「健康保険」内の治療では無理がある事が挙げられます。私どもの院では「マイクロカレント」という機器を用いますがこれは私どもの院でも「健康保険」外となります。

 多少費用が掛かりますが、今まで辛かったものが数回で回復すると思います。少なくともこの機器を用いた施術方法以外「骨膜炎」を治す方法を私は聞いた事はありません。