そういう事もある

 普段は毎週のように「ぎっくり腰」の患者さんが来院される私ども中山接骨院ですが、実はここ数か月「ぎっくり腰」の患者さんは来ておりませんでした。今日は、朝一番でその「ぎっくり腰」の患者さんが来院されたんですが、これが今まで見たことが無いようなかなり程度の酷い患者さんでした。

 昨夜「フットサル」をやっていて、相手をよける際 体を捻じったため腰に電撃の様な今までにない強い痛みを感じ動けなくなってしまったとの事です。今朝は何とか自力で車を運転し来院されましたが、本当に動くのがやっとなのが如実に感じられました。

 私も「ぎっくり腰」には自信があり、大抵は一度の施術で、しっかりと歩いて帰れるレベルにまで回復させる事が出来ると言った自負がありましたが、今回は私の持っている全てのものを投入しても残念ながら一度の施術では納得出来るレベルにまでには良くなりませんでした。それなりには良くなったんですが、「しっかりと歩いて帰る」というレベルにはならなかったですね。

 無念ではありましたが、その旨を述べ「明日は何とかします。」と言いました。患者さんは、どたどしくお帰りになりましたが私の中に申し訳ないと言う気持ちと強い敗北感が残りました。これだけ納得のいかない「ぎっくり腰」の施術は何年ぶりだったでしょう?

 また明日来院されますので、もう一度全力で施術する所存です。